SRC ヘルプ

Waitコマンド

「待ち」の処理を実施

書式1

Wait time

書式2

Wait Start

書式3

Wait Until time

書式4

Wait Click

解説

書式に応じて待ちの処理を行います。

書式1の場合は、0.1×time 秒の間、イベントの実行を停止します。単純な待ちの処理です。time には小数も指定可能です。

書式2と書式3は組で使います。書式2のWaitコマンドを実行した時刻を基準時刻として記録し、書式3のWaitコマンドを実行した際に基準時刻から0.1×time秒経つまでイベントの実行を停止します。画像を連続して描画することによって動画を表示したり、MIDIファイルの演奏とメッセージ表示を同期させるなど(いわゆるカラオケ)、連続する処理を決まったタイミングで行うときに使います。

書式4の場合はメインウィンドウがクリックされるか、なにかキーが押されるまで待ち続けます。

これらの待ち処理はマウスの右ボタンを画面上で押し続けることでキャンセル可能です。

Waitコマンドによる「待ち」はSRC本体自身の実行を一時停止するだけでなく、PC上で実行されている他のアプリケーションに対してプログラムの実行権を渡すという動作を伴います。これによりアニメ表示など長時間に渡るイベントコマンドの実行の際にも他のアプリケーションの実行を阻害しないようにすることが出来ます。このような実行権の譲渡は「Wait 0」のように待ち時間を0にした場合にも有効です。この場合、Waitコマンドの動作は「他のアプリケーションが処理を行っていない場合はSRC本体が実行を続け、処理を行っているのであればそのアプリケーションに実行権を渡す」というものになります。

Waitコマンドの待ち処理の副作用として画面更新が行われ、Refreshコマンドを用いなくても直前のPaintStringコマンド実行まで(PaintPictureコマンド実行までではありません!)の描画内容が画面に表示されます。これを利用すると通常は段階的にメッセージを表示し、マウスの右ボタンが押されている時には一度にメッセージを表示する、といった処理が可能です(例3)。用途に応じて使い分けるといいでしょう。

例1

#一秒待つ

Wait 10

例2

#MIDIファイルDream Goes By.midの演奏を開始

StartBGM Dream Goes By.mid

#同期処理を開始

Wait Start

#10秒経過時まで待つ

Wait Until 100

#フォントサイズを22ptにして文字列「キャスト」を画面中央に表示

Font 22pt

PaintString - - キャスト

Font

#画面を更新

Refresh

#17.6秒経過時まで待つ

Wait Until 176

#さくらの絵とメッセージを表示

PaintPicture ShinguSakura.bmp ((32 * 15 - 128) \ 2 + 100) 100 128 128

PaintString 新宮さくら 50 100

Font 14pt

PaintString 横井祥子 50 130

Font

#画面を更新

Refresh

例3

プロローグ:

Show

Do While 1

Call 文字表示 100 100 ABCDEFG

Call 文字表示 100 120 HIJKLMN

Call 文字表示 100 140 OPQRSTU

Call 文字表示 100 160 VWXYZ.

Wait Click

Cls

Refresh

Loop

Exit

メッセージ表示:

Local i

#表示位置を設定

PaintString Args(1) Args(2) "";

#メッセージを1文字づつ表示

For i = 1 To Len(Args(3))

PaintString Mid(Args(3),i,1);

#ウェイトと同時に画面を更新

Wait 0.25

Next

Return