** 内容はSRC2.2.33のものです **
データを作成する前に
SRCではすべてのデータが自作可能です。データを自分で作成するのはあらかじめ作成されたデータを使って遊ぶのと較べて遥かに大変ですが、同時にやりがいのあるものになっています。SRCのプレイに慣れたらぜひ一度チャレンジしてみてください。
データを作成するにはSRCについてある程度のプレイ経験を積むことが不可欠です。一度もシナリオをプレイせずにいきなりデータを自作しようとしている方は、はやる気持ちを抑えてまずシナリオを幾つかプレイしてみてください。
シナリオをプレイしてSRCに十分慣れたら、プレイしたシナリオのDataフォルダにあるテキストファイル(pilot.txtやrobot.txt、pilot_message.txt等)を開いてみてください。これがSRCのデータファイルです。あとはこのヘルプファイルを片手にデータの内容を解読してみると良いでしょう。データの内容がシナリオプレイ時のユニットやパイロットの能力とどのように対応しているかを考えながら読み進めていくと判りやすいかと思います。
データの基本的な書式をマスターしてシナリオのデータの内容が解読できるようになったら既存のデータを自分で改造し、特殊能力や武器を追加してシナリオを再度プレイしてみると良いでしょう。いきなり一からデータを組み上げるというのは大変なので、まずはこのように既存のデータの書き換えという形でデータ作成に慣れていくことをお勧めします。
本格的にデータ作成にチャレンジしようという方はホームページから開発パックを入手することをお勧めします。開発パックにはこれまでに有志の方々が作成して下さったデータや画像が含まれています。データを自作する際の参考になるでしょう。
開発パックを公開しているホームページはSRC公式ホームページのSRC Web(http://www.src.jpn.org/neko/developer/datasearch/yomi.cgi)から検索可能です。
開発パックのデータは改変可、画像は改変不可となっているのが普通ですが、これらの条件はパックごとに異なるので、データや画像を改変して使用する場合にはあらかじめ開発パックの注意書きをよく読んでください。なお、開発パックに含まれる画像、データは開発パック作者の責任において公開されています。その内容についてSRC作者及びSRC公式ホームページ管理人は責任を負うことができませんので、あらかじめご了承ください。
なお、SRCのデータファイルの多くはテキストファイル(.txt)からなるテキストデータとなっています。テキストファイルはWindowsに付属しているメモ帳でも扱えますが、メモ帳は機能が限られており、扱えるファイルサイズに制限があるので、より高機能なテキストエディタを使うことを強くお勧めします。
お勧めのものは サクラエディタ と MKEditor です(どちらもフリーウェア)。サクラエディタはオープンソースで開発されており、高機能と軽快な動作が特徴です。MKEditorはタブで簡単に編集ファイルが切り替えられるマルチドキュメント編集が可能となっています。どちらもシナリオ作成に便利なキーワード強調表示機能をサポートしています。ちなみに私はサクラエディタを愛用しています。
サクラエディタは サクラエディタ Download(http://members.at.infoseek.co.jp/sakura_editor/snapshot.html)から、MKEditorは MK SQUARE(http://www.mk-square.com/)から入手することができます。
それではデータ作成を楽しんでください!