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** 内容はSRC2.2.33のものです **

アビリティ効果

このページではアビリティに指定可能な効果について解説します。指定可能な効果には以下のものがあります。

効果の中にはレベル指定を伴うものがあります。「Lv半角数字」で指定してください( 回復Lv3)。効果レベルはアビリティによる能力値回復量や効果の持続時間を指定するために使われます。浮動小数点数やマイナスの値のレベルも指定可能です。

回復

味方ユニットのHPを回復させます。回復量は 500×効果レベル です。

アビリティの属性に「術」が付けられているか、必要技能が術になっている場合はパイロットの射撃攻撃力(魔力)による修正が加わります。修正は 射撃攻撃力/100 です。

相手ユニットがアビリティの持つ属性に対して無効化能力を持っている場合、回復アビリティも効果を持ちません(射程0のアビリティを除く)。

補給

味方ユニットのENを回復させます。回復量は 50×効果レベル です。回復アビリティ同様、射撃攻撃力による修正があります。

霊力回復

味方ユニットのメインパイロットの霊力を回復させます。回復量は 10×効果レベル です。こちらも射撃攻撃力による修正があります。

SP回復

味方パイロットのSPを回復させます。回復量は 10×効果レベル です。射撃攻撃力による修正があります。

指定したユニットに複数のパイロットが乗ってる場合、パイロット全員のSPが回復しますが個々の回復量は以下のように減少します。

個々の回復量 = 元の回復量/5 + 元の回復量/パイロット総数

気力増加

味方パイロットの気力を増加させます。増加量は 10×効果レベル です。射撃攻撃力による修正があります。

指定したユニットに複数のパイロットが乗ってる場合、パイロット全員の気力が増加しますが個々の増加量は以下のように減少します。

個々の増加量 = 元の増加量/5 + 元の増加量/パイロット総数

装填

味方ユニットの武器の弾数を最大値まで回復させます。特定の武器の弾数のみを回復させる場合は

書式 装填=武器名 or 属性

のように指定してください。指定が無い場合は全ての武器の弾数が回復します。

装填=銃

治癒

味方ユニットのステータス異常を回復させます。特定のステータス異常のみを回復させる場合は

書式 治癒=特殊状態名

のように指定してください。複数のステータス異常を回復させる場合は特殊状態名を空白で区切り、全体を「”」で囲ってください。

ステータス名が指定されていない場合は以下の全てのステータス異常を直します(イベントで持続時間を無限に設定されたステータス異常を除く)。

攻撃不能、移動不能、装甲劣化、混乱、恐怖、踊り、狂戦士、ゾンビ、回復不能、石化、凍結、麻痺、睡眠、毒、盲目、沈黙、魅了、憑依、~属性使用不能、(パイロット用特殊能力名)使用不能

最後の2つは剋属性によるステータス異常です。

治癒=”石化 麻痺”

付加

書式 付加Lv持続時間=特殊能力

味方ユニットに一定時間特殊能力を付加します。持続時間は効果レベルを使って指定します。

特殊能力にはパイロット・ユニット・アイテム用特殊能力が指定できます。ユニット用特殊能力の場合、指定できる特殊能力はアイテムに指定できるものに限られます。また、「パイロット能力付加」「パイロット能力強化」も指定できません(これらの能力を使う代わりに付加・強化アビリティで直接パイロット用特殊能力名を指定して下さい)。パイロット用特殊能力の場合は以下のものが指定できません。

格闘UP 格闘DOWN 射撃UP 射撃DOWN

命中UP 命中DOWN 回避UP 回避DOWN

技量UP 技量DOWN 反応UP 反応DOWN

追加レベル

付加アビリティで同種の能力を複数付加させる事は出来ません。このため、バリア等の本来は複数保持可能な特殊能力も一つだけしか付加することが出来ないので注意して下さい。

特殊能力の記述にスペースが含まれる場合は必ず特殊能力全体を「”」(半角文字)で囲って下さい。付加した特殊能力がステージ終了まで継続されるようにするには「Lv持続時間」の指定を省略して下さい。

付加する特殊能力には必要技能を指定することは出来ません。

付加Lv1=”反射Lv3=ミラー 魔 100”

強化

書式 強化Lv持続時間=特殊能力

味方ユニットのメインパイロットの特殊能力のレベルを一定時間を増加させます。付加アビリティと異なり、ユニット・アイテム用特殊能力を指定することはできないので注意して下さい。持続時間は効果レベルを使って指定します。ただし付加した特殊能力がステージ終了まで継続されるようにするには「Lv持続時間」の指定を省略して下さい。

なお、付加アビリティの場合と同様、以下のパイロット用特殊能力が指定できません。

格闘UP 格闘DOWN 射撃UP 射撃DOWN

命中UP 命中DOWN 回避UP 回避DOWN

技量UP 技量DOWN 反応UP 反応DOWN

追加レベル

強化Lv1=切り払いLv3

状態

書式 状態Lv持続時間=特殊状態

味方ユニットに一定時間特殊状態を付加します。持続時間は効果レベルを使って指定します。

状態がステージ終了まで継続されるようにするには「Lv持続時間」の指定を省略して下さい。

指定できる特殊状態に制限はありませんが、アビリティ用として使われるのは主に次のものでしょう(下記以外の特殊状態についてはSetStatusコマンドの解説を参照してください)。

攻撃力UP敵に与えるダメージを通常の1.25倍にします。

(ダメージ増加系スペシャルパワーがかかっている場合はそちらが優先)

防御力UP装甲が通常の1.5倍になります。

(装甲強化系スペシャルパワーがかかっている場合はそちらが優先)

運動性UP命中、回避に+15の修正が得られます。

(命中強化&回避強化系スペシャルパワーがかかっている場合はそちらが優先)

移動力UP移動力が1増加します。

(移動力強化系スペシャルパワーがかかっている場合はそちらが優先)

召喚

書式 召喚Lvユニット数=召喚するユニットの名称

ユニットを召喚します。指定した効果レベルと同じ数のユニットが召喚されます。召喚したユニットは召喚アビリティを使用したユニットに隣接するマスのうち、敵に最も近いマスに配置されます。

召喚するユニットはユニット用特殊能力召喚ユニット、及び追加パイロットを保有している必要があります。また、召喚したユニットを一定時間しか活動できないようにするにはユニット用特殊能力制限時間を持たせてください。

召喚アビリティを複数同時に使うことはできません。召喚アビリティを繰り返し使う際にはあらかじめ召喚解除コマンドで召喚したユニットを戻さないといけません。召喚解除コマンドの名称は召喚アビリティを持つユニットにユニット用特殊能力召喚解除コマンド名を持たせることで変更することが出来ます。

召喚元のユニットが破壊されると召喚したユニットは消滅します。

召喚Lv1=サラマンダー

召喚アビリティは射程を0にしてください。

変身

書式 変身Lv持続ターン数=変身先のユニットの名称 [追加設定]

味方ユニットを一定時間他のユニットに変化させることができます。

ユニット用特殊能力「ハイパーモード」と異なるのはアビリティであるためアイテムデータにも指定できること、変身先の形態にノーマルモードを指定する必要がないこと、自分以外のユニットに対しても使用可能なことです。

追加設定を項目を指定することで変身解除の際の動作を変えることができます。

手動解除可変身をプレイヤーが解除できるようになります

消耗あり変身が解除される際に消耗状態になります

気力低下変身が解除される際にパイロットの気力を10低下させます

追加設定を行う場合は「=」に続く文字列全体を「”」で囲ってください。

自分だけにしか使用できない変身アビリティの場合は変身アビリティを使用してもユニットは行動済みにはなりません。

ハイパーモード後の状態にあるユニットや複数のパイロットが載っているユニットには変身アビリティは使用できません。また、変身後はハイパーモードが使用できません。

変身がステージ終了まで継続されるようにするには「Lv持続ターン数」の指定を省略して下さい。

変身を他の効果と併用させる場合は必ず変身を最後に書くようにして下さい。

イベントで変身を解除するにはTransformコマンドで元の形態に変形させてください。

変身Lv3=ドラゴン

例2変身=”ドラゴン 消耗あり 手動解除可”

能力コピー

書式 能力コピーLv持続ターン数=追加設定

自分自身を一定時間他のユニットに変化させることができます。変化先は射程内にいる味方ユニットのうちから選択します。ただし、自分とサイズが2段階以上異なるユニットには変化できません。

能力コピーを行うとユニットデータが相手ユニットと同じものに変更されるだけでなく、パイロットの画像とメッセージも相手ユニットのメインパイロットのものに変更されます。ただしパイロットの能力自体は変化しません。

追加設定を項目を指定することで能力コピーの条件付けや能力コピー解除動作の設定ができます。

サイズ制限無し変化に関するサイズ制限が無くなります

サイズ制限強同サイズのユニットにしか変化できなくなります

手動解除可能力コピーをプレイヤーが解除できるようになります

消耗あり能力コピーが解除される際に消耗状態にさせます

気力低下能力コピーが解除される際にパイロットの気力を10低下させます

追加設定を行う場合は「=」に続く文字列全体を「”」で囲ってください。

既にハイパーモード、変身、能力コピーを使っていて、通常と異なる形態にあるユニットは能力コピーアビリティを使用できません。また、能力コピー後の形態がハイパーモードを持っていたとしてもハイパーモードを使用することはできません。

能力コピーがステージが終了するまで継続されるようにするには「Lv持続ターン数」の指定を省略して下さい。

能力コピーを他の効果と併用させる場合は必ず能力コピーを最後に書くようにして下さい。

イベントで能力コピーを解除するにはTransformコマンドで元の形態に変形させてください。

能力コピーLv3=手動解除可

再行動

書式 再行動

行動終了したユニットを再び行動可能にします。射程0の再行動アビリティは他の効果と組み合わせて行動数を消費しないアビリティを作るために使うことができます。射程が1以上の再行動アビリティを持つユニットが2体以上いると簡単に無限レベルアップができるので注意して下さい。

解説

書式 解説=解説内容

アビリティ選択時に表示される効果の説明を解説内容で置き換えます。それ以外に特殊な効果はありません。

一つのアビリティに複数の効果を持たせることもできます。それぞれの効果を半角スペースで区切って記述してください。

天使の微笑み, 回復Lv2 治癒, 3, -, 70, -, M全

思考ルーチンの制限から敵ユニットは

・マップアビリティでない回復アビリティ

・「M全」または「M投」のマップ型回復アビリティ

・召喚アビリティ

・行動数を消費しない自己強化用のアビリティ

(射程0の再行動+強化or付加or状態アビリティ)

しか使用しません