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** 内容はSRC2.2.33のものです **

ダイアログデータ

複数の話者によるメッセージのデータです。pilot_dialog.txt に記述します。

メッセージデータは一人の話者のみによるメッセージしか表現できません。このため、複数の話者によるメッセージを定義したい場合にはこのダイアログデータを使用します。

複数の話者によるメッセージとは、

・複数のパイロットが乗り込む合体ロボットのメッセージ

・複数の表情パターンを持つパイロットのメッセージ

・特定の相手との「かばう」「連携攻撃」「サポートアタック」「サポートガード」

・複数のパイロットが参加する合体技

などが該当します。

書式

パイロットリスト

シチュエーション

パイロット名, メッセージ

シチュエーション数に制限はありません。また、各シチュエーションに対するパイロット名とメッセージの組の数にも制限はありません。

各行が長くなりすぎた場合は途中で改行が可能です。この場合は行の末尾に「_」を付けて下さい。

「#」で始まる行はコメント行とみなされ、データ読み込みの際に存在しないものとして扱われます。また、「//」以降の文字列はコメント部分として無視されます。

アレクシス=デリカット(19才) 猫丸
回避
猫丸, うーん、良く分かったな?
回避
猫丸, やったね、アレクシス!
回避
猫丸, アレクシス! 後ろ、後ろ!!
アレクシス=デリカット(19才), ええいっ!!
分身
猫丸, ど、如何にかして!
アレクシス=デリカット(19才), 如何にかするわよぅ!
ダメージ小
猫丸, やられた~!
アレクシス=デリカット(19才), まだ、やられてないのっ!
ダメージ小
猫丸, うわあああ~~
アレクシス=デリカット(19才), おっと、失敗、失敗……
ダメージ中
猫丸, アレクシス! 後ろ!
アレクシス=デリカット(19才), あちゃ~!
ダメージ中
猫丸, やばいよ、姐御
アレクシス=デリカット(19才), 姐御って、あ~た……
ダメージ中
アレクシス=デリカット(19才), きゃああっ!!
猫丸, うわぁぁっ!
ダメージ大
猫丸, アレクシス! 絶体絶命だよ、これは!
アレクシス=デリカット(19才), わかってるよっ!!
ダメージ大
猫丸, 落ちる、落ちる、落ちるぅ~~~
アレクシス=デリカット(19才), ちょっと静かにしててよ!
射程外
猫丸, 何処かに居るよ! 探そう!
アレクシス=デリカット(19才), 見つからないなぁ…
射程外
アレクシス=デリカット(19才), 何処っ!? 何処からくるの!?
猫丸, 闘気を感じるのかな?
破壊
猫丸, 直撃ぃ?!
アレクシス=デリカット(19才), 逃げるよ!
破壊
猫丸, これが実力じゃないでしょ?!
アレクシス=デリカット(19才), 運が悪かっただけなのっ!

項目解説

(1)パイロットリスト

ユニットに乗るパイロットの名称(愛称は使えません)を「 」(半角スペース)で区切って続けてください。パイロットの順番はユニットに搭乗させる順番と一致させて下さい。順番が異なるとダイアログデータは適用されません。なお、サポートパイロットは搭乗する順番に関係なく最後に並べてください。

パイロットリストに並べるパイロット名とメッセージを喋るパイロットは別物です。

パイロットリストに含まれないパイロットに喋らせても構いません。

パイロットの一部のみしかパイロットリストにない場合もメッセージが使用されます。メッセージが使用される優先順位は下のようになっています。

(1) パイロット全員とサポート全員が指定されている

(2) パイロット全員が指定されている

(3) メインパイロットが指定されている

追加パイロットが指定されているユニットの場合、追加パイロットが1番目のパイロットであるかのように判定されます。

パイロットがA、B、C。サポートにD。追加パイロットにA’が指定されているユニットの場合は、
(1) A’ B C D
(2) A’ B C
(3) A’
のいずれかのパイロットリストを持つダイアログが使用されます。優先順位は(1)(2)(3)です。
パイロットがパイロット用特殊能力「メッセージ」持っている場合はパイロット名称の代わりにメッセージ能力で指定したメッセージタイプを指定して下さい。

(2)シチュエーション

メッセージデータのものと同一です。

(3)パイロット名

メッセージをしゃべるパイロット名です。愛称も使用可能ですが、同じ愛称を持つパイロットと誤認されるのを防ぐため、名称を使ったほうがいいでしょう。表情パターンを作る場合には必ず名称を指定してください。

パイロット名はパイロットデータまたは非戦闘員データのいずれかで定義されている必要があります。パイロットデータとして定義されている場合はそのパイロットがCreateコマンド等で作成されていないとそのメッセージは使われません。パイロットを作成していなくてもメッセージが使われるようにしたい場合はパイロットをパイロットデータだけでなく、非戦闘員データとしても定義しておいてください。パイロット名が非戦闘員データとして定義されている場合はLeaveコマンドで指定されない限り戦闘メッセージとして使用されます。

乗り換え可能なユニット同士での合体技が可能な場合、合体技のパートナーのパイロットによって合体技実行時のダイアログを限定したい場合が多々あります。このような場合はパートナーとなるパイロットの名称の前に「@」をつけて下さい。「@」付きのパイロット名がパイロット名の項目に指定されたメッセージは、そのパイロットが合体技のパートナーユニットのメインパイロットでない限り使用されません。下の例ですと、ロイと共にコンビネーションアタックを使った場合は1番目のダイアログが表示され、シンディと共にコンビネーションアタックを使った場合は2番目のダイアログが表示されます。

コンビネーションアタック
@ロイ, まかせろ!
ジェイ, コンビネーションアタック!
コンビネーションアタック
@シンディ, いいわよ!
ジェイ, コンビネーションアタック!
他の作品との共闘による合体技を可能にするため、「@」を使って指定された合体技パートナーに対してはダイアログデータのパイロット定義チェックが行われません。(「@」で指定されたパイロットのパイロットデータが読み込まれていなくてもエラーにならない。)

(4)メッセージ

メッセージデータのものと同一です。メッセージ表示の無効化を行いたい場合はメッセージデータの時と同様、メッセージに「-」と指定し、パイロット名として「システム」を使用してください。

合体ロボットのメッセージ例を見ればわかるように(3)パイロット名と(4)メッセージの組はいくつでも指定可能です。