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** 内容はSRC2.2.33のものです **

Arcコマンド

円弧を描画

書式

Arc x y r start end [color]

指定項目説明

x y描画する円弧の中心(ピクセル)

r描画する円弧の半径(ピクセル)

start描画する円弧の開始角度

end描画する円弧の終了角度

color描画色(省略可能)

解説

マップウインドウの(x,y)を中心とする半径r の円弧を描きます。描画した図形はRefreshコマンドを実行した時点で表示されます。

マップウィンドウの左上隅の座標は(0,0)、右下隅の座標は(479,479)となっています。(x,y)はこの範囲で指定して下さい。

ただし、システム変数BaseX,BaseYの値を変更することで基準位置を変更することが可能です。詳しくは変数のページを参照してください。

円弧の開始・終了角度はstart,end で指定します。角度の指定は右向きが0度で、そこから時計と逆周りに増加していきます( 上向きが90)。0から360までの値で指定して下さい。

colorには円弧の描画色を指定することができます。指定を省略した場合はColorコマンドで指定した色が使われます。描画色はRGB16進(HTMLの色指定と同形式)で指定します。RGB値からRGB16進を計算するにはRGB関数を使います。

Arcコマンドで描画される円弧の線の太さは通常1ピクセルです。線をより太くしたい場合はDrawWidthコマンドを使ってください。

Arcコマンドで描画される円弧は塗りつぶしが行われません。円弧の内側を塗りつぶしたい場合にはFillStyleコマンド及びFillColorコマンドを併用してください。

#(100,150)を中心とする、半径50の半円(円の上半分)を描画
Arc 100 150 50 0 180
#画面を更新
Refresh