** 内容はSRC2.2.33のものです **
Returnコマンド
サブルーチンコールを終了
書式
Return [value]
指定項目説明
valueサブルーチンコールの返り値(省略可)
解説
サブルーチンコールを終了します。サブルーチンは頻繁に行われる処理を切り出し、汎用的に実行できるようにしたものです。なんらかの値を計算して返すための処理の場合はCall関数で、それ以外の処理の場合にはCallコマンドで呼び出しを行います。
引数value を指定した場合、value の値がサブルーチンコールの返り値、つまりCall関数の返り値として使用されます。Call関数で呼び出す場合には必ず指定して下さい。
Exitコマンドでサブルーチンが終了した場合、イベントの動作は保証されません。
サブルーチンは必ずReturnコマンドで終了させて下さい。
例
#メッセージ中に烈の乗るユニットと宇宙怪獣バルアドの乗るユニットの距離×100
#の数値を表示
Talk 霞
宇宙怪獣、距離$(100 \* Call(ユニット間距離,烈,宇宙怪獣バルアド))まで接近! 烈!!
Talk 烈
まだだ! もっと引き付けろ!
End
Exit
#ユニット間の距離を求めるサブルーチン
ユニット間距離:
#サブルーチンローカル変数xdiff,ydiffを作成
Local xdiff ydiff
#X座標の差とY座標の差を計算
xdiff = Abs(X(Args(1)) - X(Args(2)))
ydiff = Abs(Y(Args(1)) - Y(Args(2)))
#両方の座標軸の差からユニット間の距離を求め、サブルーチンの返り値として返す
Return (xdiff + ydiff)