** 内容はSRC2.2.33のものです **
Forコマンド
一連のイベントコマンドを一定回数繰り返し実行
書式
For counter = initial To last [Step step]
commands
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指定項目説明
counter繰り返し実行のカウンターとして用いる変数名
initialカウンターの初期値
lastカウンターの最終値
stepカウンターの加算値(省略可能、負の値も指定可能)
省略した場合は1とみなされる
commands実行するイベントコマンド。複数行指定可能
解説
変数 counter の値を initial に設定し、counter の値がlast になるまでイベントコマンド列commands を繰り返し実行します。(initial の値が last の値より大きい場合にはcommands は一度も実行されません)
counter の値は実行がNext行に達した時にstep 増やされます(step を省略した場合には1増やされます)。この時、counter の値がlast でなければ commands が再び最初から実行されます。
counter が今までに使用されていない場合はローカル変数として自動的に作成されます。プログラムの慣習上、counter として用いる変数名は i, j, k を用いることをお勧めします。
SkipコマンドやBreakコマンドを使えば繰り返し実行をコントロールすることが可能です。
イベントファイルが見やすいように commands にはインデントをつけるようにして下さい。
例
Talk コーネリアス
よし! ドール隊12機、全機発進!
End
#コーネリアスの乗るユニットの周りに12機のドールを出撃させる
For i = 1 To 12
Create 敵 ドール 0 一般兵士 18 X(コーネリアス) Y(コーネリアス)
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