Link Search Menu Expand Document

** 内容はSRC2.2.33のものです **

ユニット情報関数

Action(メインパイロット名またはユニットID)

ユニットの残り行動数を返します。ユニットが行動不能かどうかはこの値が0かどうかで判定可能です。

Action関数は式の左辺値としても使用可能です。これにより代入文「=」を使って残りの行動数を自由に設定することができます。行動数を減らすだけでなく、増やす事も可能です。

If Action(ジェイ) > 0 Then

例2 Action() = Action() + 1

Area(メインパイロット名またはユニットID)

ユニットのいる位置を返します。位置の種類は下記のいずれかです。

地上 空中 水中 水上 宇宙 地中

Condition(メインパイロット名またはユニットID,特殊状態)

ユニットが指定した特殊状態にあるかどうかを判定します。そのステータス下なら 1 を、そうでなければ 0 を返します。指定可能な特殊状態についてはSetStatusコマンドを参照してください。

CountItem(メインパイロット名またはユニットID)

ユニットが持つアイテム数を返します。メインパイロット名に「未装備」を指定すると装備されていないアイテムの総数を返します。

CountPartner()

実行中、もしくは最後に行われた戦闘またはアビリティ使用の際にユニットが使用した合体技のパートナーの数を返します。ユニットが合体技を使わなかった際は0を返します。

CountPilot(メインパイロット名またはユニットID)

ユニットに乗っているパイロットの数を返します。

Damage(メインパイロット名またはユニットID)

ユニットの損傷率を返します。ユニットが無傷の場合は 0、破壊されている場合は 100 になります。

EN(メインパイロット名またはユニットID)

ユニットのENを返します。式の左辺値としても使用可能なので代入文「=」を使ってENを設定することができます。この場合、ENを最大ENを超えて増やしたり0未満に減らすことは出来ません。

ジェイの乗っているユニットのENを100増やす

EN(ジェイ) = EN(ジェイ) + 100

HP(メインパイロット名またはユニットID)

ユニットのHPを返します。式の左辺値としても使用可能なので代入文「=」を使ってHPを設定することができます。この場合、HPを最大HPを超えて増やしたり0以下に減らすことは出来ません。

ジェイの乗っているユニットのHPを1000減らす

HP(ジェイ) = HP(ジェイ) - 1000

IsAvailable(メインパイロット名またはユニットID,特殊能力名)

ユニットが指定した特殊能力を持っていれば 1 を、持っていなければ 0 を返します。特殊能力名の指定には別名は使えません。

IsEquiped(メインパイロット名またはユニットID,アイテム名)

ユニットが指定したアイテムを装備していれば 1 を、装備していなければ 0 を返します。アイテム名の指定には愛称は使えません。

Item(メインパイロット名またはユニットID,num)

ユニットが装備しているnum番目のアイテムの名称を返します。メインパイロット名に「未装備」を指定すると装備されていないnum番目のアイテムの名称を返します。

装備しているアイテムの総数はCountItem関数を使って参照することが出来ます。

Partner(num)

実行中、もしくは最後に行われた戦闘またはアビリティ使用の際にユニットが使用した合体技のnum番目のパートナー(ユニット用特殊能力「合体技」でnum番目に指定されたパートナー)のユニットIDを返します。

ユニットが合体技を使わなかった場合は空文字列を返します。また、numに0を指定すると合体技を使用したユニット自身のユニットIDを返します。

合体技のパートナーの総数はCountPartner関数を使って参照することが出来ます。

Party(メインパイロット名またはユニットID)

ユニットが所属する陣営を返します。

Pilot(ユニットのユニット名称またはユニットID[,num])

指定したユニットに乗っているメインパイロットの名称を返します。返される値は愛称ではなく名称なので判定の際には注意してください。

num を指定した場合はメインパイロットではなく num 番目のパイロットの名称を返します。

ユニットに乗っているパイロットの総数はCountPilot関数を使って参照することが出来ます。

PilotID(ユニットのユニット名称またはユニットID[,num])

指定したユニットに乗っているメインパイロットのパイロットIDを返します。パイロットIDとはSRCが内部的にパイロットを区別するために付けている識別子です。通常は使う必要はありませんが、パイロットを対象にしたイベントコマンドを使用する際に同じ名称またはグループIDを持つパイロットが複数いる場合はこのパイロットIDを使ってパイロットを指定する必要があります。

num を指定した場合はメインパイロットではなく num 番目のパイロットのパイロットIDを返します。

Rank(メインパイロット名またはユニットID)

ユニットのユニットランクを返します。

SpecialPower(メインパイロット名またはユニットID,スペシャルパワー)

ユニットが指定したスペシャルパワーの影響下にあるかどうかを判定します。影響下にあれば 1 を、そうでなければ 0 を返します。

(SRC Ver.1.6までのMind関数に相当する関数です。)

Status(メインパイロット名またはユニットID)

ユニットの状態を返します。状態は次のいずれかです。

出撃 マップ上に存在

待機 出撃していない

格納 母艦に収納されている

破壊 破壊されている

離脱Leaveコマンドで戦線から離れている

破棄RemoveUnitコマンドRemovePilotコマンドで削除されている

Unit(メインパイロット名またはユニットID)

ユニットのユニット名称を返します。

UnitID(メインパイロット名)

ユニットのユニットIDを返します。

X(メインパイロット名、ユニットID、または「目標地点」)

メインパイロット名、ユニットIDが指定された場合、ユニットのX座標を返します。ユニットが格納されている場合は母艦の座標を、ユニットが破壊・撤退している場合は最後にいた座標を返します。

「目標地点」が指定された場合、プレイヤーが直前に選択した地点(マップ攻撃のターゲットや、マップコマンドを実行した場所)のX座標を返します。

Y(メインパイロット名、ユニットID、または「目標地点」)

メインパイロット名、ユニットIDが指定された場合、ユニットのY座標を返します。ユニットが格納されている場合は母艦の座標を、ユニットが破壊・撤退している場合は最後にいた座標を返します。

「目標地点」が指定された場合、プレイヤーが直前に選択した地点(マップ攻撃のターゲットや、マップコマンドを実行した場所)のY座標を返します。

WX(メインパイロット名、ユニットID、数値または「目標地点」)

メインパイロット名、ユニットIDが指定された場合、マップウィンドウ上でのユニットの表示位置のX座標(ユニット画像の左上隅)を返します。ユニットが格納されている場合は母艦の表示位置が、ユニットが破壊・撤退している場合は最後にいた座標の表示位置が使われます。

数値が指定された場合はマップのX座標がその数値だった場合の表示位置のX座標を返します。

「目標地点」が指定された場合、プレイヤーが直前に選択した地点の表示位置のX座標を返します。

指定された座標がマップウィンドウの表示領域外にあった場合、WX関数は表示領域外の仮想的な座標を返します。そのため、0未満の値や480以上の値が返されることもあります。

WY(メインパイロット名、ユニットID、数値または「目標地点」)

メインパイロット名、ユニットIDが指定された場合、マップウィンドウ上でのユニットの表示位置のY座標(ユニット画像の左上隅)を返します。ユニットが格納されている場合は母艦の表示位置が、ユニットが破壊・撤退している場合は最後にいた座標の表示位置が使われます。

数値が指定された場合はマップのY座標がその数値だった場合の表示位置のY座標を返します。

「目標地点」が指定された場合、プレイヤーが直前に選択した地点の表示位置のY座標を返します。

指定された座標がマップウィンドウの表示領域外にあった場合、WY関数は表示領域外の仮想的な座標を返します。そのため、0未満の値や480以上の値が返されることもあります。