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** 内容はSRC2.2.33のものです **

HotPointコマンド

ホットポイントを作成

書式

HotPoint name X Y width height [caption]

指定項目説明

nameホットポイントの名称

XホットポイントのX座標

YホットポイントのY座標

widthホットポイントの幅

heightホットポイントの高さ

captionホットポイントの解説(省略可能)

解説

画面上にホットポイントを配置します。ホットポイントとはマウスでクリック可能なエリアのことです。透明なボタンと考えればいいでしょう。Waitコマンドでクリック待ちにした状態でマウスカーソルをホットポイント上に置き、マウスの左ボタンをクリックするとシステム変数選択name の値が設定されます。右ボタンをクリックするとキャンセルとして扱われ、システム変数選択には空文字列”“が設定されます。

マウスカーソルをホットポイントに置くとcaption で設定した文字列が表示されます(省略した場合はname が代わりに表示されます)。文字列の表示をなくすにはcaption に「非表示」を指定して下さい。

作成したホットポイントを消去するにはオブジェクトを削除するためのコマンドであるClearObjコマンドを使います。(ホットポイントはオブジェクトと呼ばれる画面上に置かれるGUI部品の一種です)

X Y で指定された座標は描き込み先画面の左上隅が(0,0)になるように計算されますが、システム変数BaseX,BaseYの値を変更することで基準位置を変更することが可能です。詳しくは変数のページを参照してください。

Talk システム
主人公を選んでください
End
#画像の描画とホットポイントの作成
HotPoint     ジェイ     64  128 64 64
PaintPicture ジェイ     64  128 64 64
HotPoint     ミリア     160 128 64 64
PaintPicture ミリア     160 128 64 64
HotPoint     イアン     256 128 64 64
PaintPicture イアン     256 128 64 64
HotPoint     リィ       352 128 64 64
PaintPicture リィ       352 128 64 64
#画面の更新
Refresh
#ホットポイントがクリックされるのを待つ
Do
Wait Click
Loop While (選択 = "")
#画像とホットポイントを削除
ClearObj
ClearPicture
Talk システム
$(選択)が主人公に設定されました
End