** 内容はSRC2.2.33のものです **
Printコマンド
ファイルに文字列を書き込む
書式
Print handle string
指定項目説明
handleファイルハンドル
stringファイルに書き込む文字列。途中が空白で区切られていてもかまいません
文字列の最後で改行しない場合は、末尾に「;」(半角文字)を指定します
改行のみを行いたい場合はstring自体を省略します
解説
Openコマンドで開いたファイルに文字列string を書きこみます。どのファイルに書きこむかを指定するため、Openコマンドで得たファイルハンドルをhandle に指定します。通常は文字列の最後で改行が行われます。改行を行わないためには文字列の最後に「;」(半角文字)を指定します。この「;」自体はファイルには出力されません。これとは逆に改行だけを行うこともできます。string を省略すれば改行のみが行われます。
string は式として評価されます。式置換も使用可能です。
文字列は通常のテキストデータとして書き込まれるため、テキストエディタなどで自由に読むことができます。ただし、テキストエディタで開くためにはファイル名を「*.txt」としていなければならないので注意して下さい。
Printコマンドで書き込んだ文字列をファイルから読み出すにはLineReadコマンドを使います。
例
#ファイルハンドル用変数
Local F
#ファイル「クレアのひみつ日記.txt」を追加出力モードで開く
Open クレアのひみつ日記.txt For 追加出力 As F
#ファイルの最後にメッセージを追加
Print F
Print F 6月3日
Print F 今日はやっとお兄ちゃんに会えた! ほんと今までなになってたんだか……
Print F お兄ちゃんったら地上は久しぶりだから迷った、なんて言ってたけど\_
宇宙でもいっつも迷子になってたのにね。ほんとに私がついてないとだめなんだから。
Print F でも、ピンチにさっそうと現れたお兄ちゃんの姿はやっぱりかっこよかったな~
If Status(クレア) = 破壊 Then
Print F クレアもがんばったんだけど今日はやられちゃった。;
あ~あ、お兄ちゃんにいいとこ見せたかったのに。
Else
Print F クレアも今日はがんばったよ! お兄ちゃんもよくやったなって誉めてくれたし。えへへ。
EndIf
Print F 明日からはお兄ちゃんと一緒にもっともっとがんばろ~っと。
#ファイルを閉じる
Close F